「点数も大事だけど、じっくりと基礎を身につけてほしい」
そう言われる保護者の方は、多いです。
しかし実際、点数が上がらないと不安になるものです。
逆に、「すぐに点数を上げたい」と言われる保護者の方が、
逆にじっくりとした姿勢をもっている場合も多い。
今日は少し難しいですが、
勉強の意味とか「成功」とかについて少し書きますね。
「子どもにとっての成功とは?」
1つでもプラスになれば
素晴らしいですね^_^
🌟🌟🌟🌟🌟🌟
子どもたちには厳しく成績成績…と言いますが、
「成績を上げる」というのは、並大抵のことではありません。
だって、そうですよね! これには、簡単な理由があります。
実は、いくら勉強しても
時間の経過とともに学校での難易度も進度も、
まわりの学力もスピードも上がっていく
からです。
これ、意外に気づかなかったんです。
気づいたとき、アッと思いました笑。
マラソンのイメージです。
走っても走っても、周りも走っている。
成績というのは、あくまでも相対的なものなので、
実際に学力が上がっているのに成績が下がっている
ということは、よく起こります。
言われてみれば、確かにそうですよね!
🌟🌟🌟🌟🌟🌟
ノーベル経済学賞を受賞したシカゴ大学のベッカー教授は、
「人的資本論」を提唱しました。
人的資本とは、
「人がもつ知識や技能を資本として捉えた概念」
です。
資本というのは、投資によって増やすことができるものですが、
人の能力も、投資によって増やすことができるという考え方です。
そうです。
人の能力というのは、
いくらでも増やすことができる。
しかしながら、多くの方はお気づきだと思いますが、
「学力の高さ」と、「人生の成功」には直接の関係がありません。
なぜか、成績が悪かった人が社長になったり、
やんちゃだった人が起業して成功したり、
成功とは科学的に分析できることではありません。
人的資本の中でも、
IQ(知能指数)のような認知能力は、学力に表れやすいです。
しかし、学力に表れない非認知能力というものがあります。
これは、「忍耐力がある」「社会性がある」「意欲的である」など、
「生きる力」の総称と考えていいでしょう。
そして、最近分かってきたことがあります。
こちらもノーベル経済学賞を受賞した、
シカゴ大学のヘックマン教授です。
それは、
🌟「非認知能力が将来の年収、学歴や就業形態などの
労働市場における成果にも大きく影響する」
ということです。
つまり、
🌟「忍耐力がある」「社会性がある」「意欲的である」
子どもが、大人になってから成功しやすい
ということです。
🌟🌟🌟🌟🌟🌟
実は、人生における成功は、
学力以外にありました。
それでも、
なぜいまだに学力を上げることは重要視されているのか?
また、私たちも学力アップを圧倒的に推進しているのか?
それは、なぜでしょうか。
それは、この世界のルールだからです。
ちょっとアバウトですね。
でも世界にとって、成功する人は必要です。
成功する人がいてはじめて、発展は生まれます。
次の展開が生まれます。
成功とはある意味、
私たちに課せられた責任でもあるんですね!
では、子どもにとっての成功とは、何でしょうか?
そう、それが成績アップです。
「成績を上げたい!」と思ってから成績アップがあってはじめて、
学力アップがあり、そして、自己の発展や次の展開が生まれます。
まずは、理由はどうであれ「成績を上げたい!」という強い思い。
そして、それを達成する。
この体験こそが、成功ではないでしょうか^_^
勉強とは、成功を学ぶためのひとつのツールです。
そして世界は、そういう人を必要としています。
🌟🌟🌟🌟🌟🌟
まとめます!
超まとめますと、
「成績をアップする体験を通して、人生を成功に導きましょう。
あなたにも、あなたにも、あなたにも、それはできるんですよ」
ということです。
学力が高いことが成功ではない。
人に親切にすることも成功ではない。
お金持ちになることだけが成功ではない。
人生の成功とは、今日という日の成功の連続です。
いつか成功がやって来るのではなく、
いつか成績が上がるのでもない。
成功とは、成績アップとは、
今日の努力や行動が結晶化したもの
です。
今日の思いが、かたちになったもの。
そんなことを考えながら、
ではでは「けんぱーのすばやー」行ってきます♪
受験が大好きな
JUKEN CAMP
和田一真

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