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執筆者の写真和田 一真

喫煙者の方が禁煙できない理由

更新日:2022年2月16日

🌟「なぜ、遅刻をすると成績が上がらないのか?」



…はい、整いました!

それは、分かりません^_^


もちろん、ある意味ではすごく分かるんですが、

分かっても本人が直さないかぎり直らないので、分かりません。


冗談のようですが、本当の話です。


本人がだらしないとか、悪い子だとか、やる気がないとか、

そういうことでもなかったりするんですね。


しかし、どこまで行っても、

「時間通りに行く」という約束を守らないと、

なぜか成績は上がりません(T T)



もし成績が思うように上がっていないなら、

恐らく時間通りに勉強をしていないときがあるはずです。


どこかの入口がズレていたりします。



実はある意味では、遅刻は趣味のようなものです!

「やめられない、止められない」ので、趣味です!


「いや~、一度ハマると、かなかやめられないんですよね~!

あの、後ろから教室にそ~っと入っていくドキドキ感が…」

そうじゃないと思いますが、

意外に心はそう思っていたりします。



——————————————


人は、メリットで生きます。


行動分析学の考えで言えば、下記のメリットを考え合わせた結果、

遅刻を選んでいるというメカニズムがあります。


 🌟「遅刻をするメリット」

→ ゆっくり自分のペースでできる

→ すぐにその場で楽できる


 🌟「遅刻をするデメリット」

→ 成績が上がりにくい

→ 上がらない体験するのは数か月後



「遅刻をするラクさ」というのは、すぐに体験できる。

一方、遅刻をすることの「ツケ」というのは、

テストの結果として数か月後にあらわれる。


つまり、遅刻のデメリットは、すぐに享受しないんですね!


しかも、成績が下がるかどうかは確実ではないが、

すぐに楽をできる、というのは確実です。


どちらを選びますか?という二択だったりします。



喫煙者の方が禁煙できない理由もここにあります。



禁煙をするデメリット、イライラなどはすぐに訪れます。

メリットである健康というのは、

すぐではないし、訪れるかどうかも確定ではありません。

つまり、喫煙が引き起こすといわれる各種の病気は、

なるかもしれないがならないかもしれない。

しかし、喫煙で得られる快適さは、

すぐであり、かつ確実である。


将来の快適さは、予測不能の未来。

ですから、目の前の喫煙がやめられない。


行動分析学で見ると、

こんなメカニズムがはたらいています。


子どもたちと一緒に勉強をしていると、

いろいろなところに面白いメカニズムがあります。


いちばんいいのは、気づかないうちに

終わっていることです^_^




受験が大好きな

JUKEN CAMP

和田一真











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